2008年03月09日

3/9【援農】熊ヶ谷さん(座中)

いまさらですが。 “農”といえる日本人に近づくため、 酪農家の熊ヶ谷さんのところに行ってきました。

さて、事の起こりはいつだったか。
確か12月頃のこんな会話から始まった気もする。
vinoさん「縁農隊の農家さんで、牛やってるひといるよ」
自分「マジですか。牛の仕事見てみたいっす!・・・ていうか搾りたての牛乳飲みたいです」

その後熊ヶ谷さんと連絡をとり話をすすめ、ようやっと3月9日に援農にこぎつけ、行ってまいりました。

10時ごろから仕事、とのことで行ってみると、いきなり朝食。
食事の優先度が「人の飯<牛の餌」らしく、牛に食べさせてから自分たち、となるため、普通の人2〜3時間ほどずれた生活リズムになるようです。
むろん御馳走になり(二度目の朝食)、出立。


唐突ですがここで熊ヶ谷さんの紹介を。
「酪農家」という職業と「熊」という苗字から、
気は優しくて力持ち的なキャラクターを(勝手に)想像してたのですが、
実際は大柄でも熊っぽくもなく、気のいいおやじさん。
奥さんともどもなかなかに話し好きで、こっちの質問にはきちんと答え、さらに聞いていないことまで教えてもらえる親切っぷりでした。
酪農以外にも田ぼもやっているそうです。
閑話休題。


さぁ牛!牛ですか!牛なんですね!と張り切るも、
熊ヶ谷さん「う〜ん、牛は慣れてないと危険だからねぇ。あいつら400〜500キロはあるから、足踏まれると砕けるし、学生にはやらせられないよ」
自分「・・・そうですか・・確かに危険ですよね・・・。」
とやる気ダウン、が、
熊ヶ谷さん「けどま、終わったら家の牛乳もってきな」
自分「ありがとうございます!」
やる気復活。
・・・その後牛と対面し、
あ、こりゃ踏まれたら砕けるわ。つか近くで見るとでかっ!インド人が崇拝するのも解る。妙に表情神々しいし。
などと牛は危険な理由を理解。マタドールが自分の中でなりたくない職業トップに躍り出た。

で、本日の仕事は牛の餌となる藁運び。
先月酪農を止めてしまった農家さんの家から運んできました。
・・・某正義の国のトウモロコシ高騰のあおりで飼料が高くなり、やめていく酪農家さんもいるそうです。

そんなこんなで、2tトラックの積載量ぎりぎりまで藁を積み込み、積み下ろしをトラック3台分繰り返し、本日の仕事は終了。
こう書くと簡単に見えますが、実際はハウスダストと藁の重さと、服の中に入ってくる藁との戦いでした。
や、藁の方は自分が某アルプスの少女よろしく藁山にダ〜イブして遊んでいたせいですが。休み中に。
・・・意外とごわごわして寝にくいですね、あれ。

そしてお土産に牛乳をいただき、帰宅し、一気飲みした後コーヒーに入れてさらに飲み、
ああ、行って良かった。と満足げにしてました。


余談ですが、今月終りの29・30にも熊ヶ谷さんから援農依頼をいただきました。
そのうちMLが流れると思いますので、参加したい方は是非に。

さらに余談ですが、これを書いてる今日、3月14日は自分の誕生日だったりします。ハッピバ〜スデ〜・トゥ〜ミ〜。

長文になりましてすいませんでした、読んでくれた方に感謝。


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Posted by縁農隊at15:00 Comments(4) 援農
この記事へのコメント
「ブラック&ピンク」
飼料が高いなら、河原の草を食べに行こう君が(ぇ

雑草生えまくって困ってる農家さんもいるはずだから、牛に食べてもらうといいんじゃない?作物には「食べるな。危険」と牛語で書いておけば大丈夫だ
Posted by 縁農隊縁農隊 at 2008年03月27日 07:13
「座中」
春の七草とかだったら可。

牛的にはきっと、ある晴れた昼下がりに、畑に続く道で悲しそうな瞳になるんじゃないかと。
で、畑に卸されたら全力で逃亡。野牛として生きていくのだった。
Posted by 縁農隊縁農隊 at 2008年03月27日 07:13
「こばやし」
以前「キャリア・デザイン」の授業でこちらのサークルBlogを紹介していただき、ちょくちょく拝見させてもらっています。

今回は提案があってコメントさせていただきます。

最近のチベット情勢について聞いたことがある人も多いかと思います。
大手メディアでは既に収束へ向かう流れになりつつありますが、チベットやウイグルで行われている事実をそのようにしては良くないと考えます。

詳しく調べればこのことは日本の農業とも無関係ではありません。
「今」チベットで何が起きているのか。
「今」我々に何か出来ることは無いのか。
そう、動くなら「今」。
北京五輪を控えたこの時を逃せばもう二度と機会は無いかも知れません。

i-morleyというBlogがあります。
http://i-morley.com/blog/
ここが提案する「Rave Tibet」に参加してみませんか?
具体的な方法としては「チベクロ」の貼り付けと、皆さんの「農」の力です。
「チベクロ(Tibet Clock)」はブログパーツです。
http://www.ibaraki-radio.net/mori-clock/index.php/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
↑こちらにあるコードを張り付ければOKです。
自分のBlogにも張ってあるので「こんな感じか」と参考にしていただければ幸いです。

そしてもう一つ皆さんの「農」の力です。
例えば、
http://i-morley.com/blog/2008/03/free_tibett_1.html
↑この様な感じのもの等です。
i-morleyに画像を送り、それが取り上げられれば結果ここのBlogに35万人を誇るリスナーの方々が訪れ「援農」を知り、タイトルにもある「より多くの人が"農"とつながるための架け橋となる!!」にも役立つのではないでしょうか。


突然の非礼を詫びるとともに、どうかご検討を頂ければ幸いです。
Posted by 縁農隊縁農隊 at 2008年03月27日 07:14
「vino」
ブログを見ていただいていること、ありがとうございます。
これからも足を運んでくださいね。

最初に結論を申しますと、
縁農隊として「Rave Tibet」に参加することはありません。

少し察していただきたいのですが、
農業に関わる問題は数多くあり(輸入、農薬、化学肥料、流通、山間地、エネルギ−など)、
それぞれについて色んな考え方がありますので、
いろいろな角度から物事を見て聞いて、体験することで、各人が最良と思える考えを身につけていける場であると思っています。

そのため、縁農隊として特定の思想をもった活動に参加することは難しいです。しかし、メンバーの中にはそういった活動に興味を持つ人がいるかもしれません。

ここからは縁農隊からの提案になりますが、
新年度から新たな活動として、メンバーの中で農業問題を語り合う場を設けようとしていますので、その場で現状どうなっているのか話題を提供してもらえませんか?

誰か縁農隊のメンバーの連絡先を知っていましたら、その人に連絡してみてください。よろしくお願いします。
Posted by 縁農隊縁農隊 at 2008年03月27日 07:15
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