2008年04月20日

4/20【援農】ナイショ同盟結成(vino)

藤巻さんから銀杏の雌株が受粉の準備サインを出すところを見せたいと言われていたので、
1年でもこの時期しか見られない、貴重な経験をしてきた。

下の写真の先端に小さな水滴が見える?



これは推測だが、
雌花がこの水滴を出すことで、風媒で飛んでくる花粉を受け取りやすくしているのだろう。

藤巻さん本人の前では言わなかったけど(ブログを見てくれているのでばれるんだけど)、
実はどこかで知っていた。しかし、記憶の奥底にあったので、呼び戻してくれたのは確か。


銀杏の観察を終えてから、作業に向かう。

キウイフルーツは2週間で大きく変わっていた。もう蕾がついている。
というわけで、今日の俺たちの作業は摘らい。

・・・ってまあ、先週のブラピくんの記事を見たらわかることなので割愛しよう。

この日、新しいものを見つけた。



なんじゃこりゃ〜!!

剪定の時に切った場所から血がぁ!!(・・・出るわけないやん)

いろんな事情があって、木が動き出してから剪定したもんやから、樹液が流れ出てた。
その中に鉄が含まれてたんやろなぁ。明らかに酸化鉄の色や。


・・・さて、話の流れなんておかまいなしで行こか。

3月、4月の間に片手くらいキウイフルーツを見てたらいろいろ分かってくる。




この2つはキウイフルーツ。
品種が違うんだけど、写真から何がわかる?

上の方は、全体的に緑色、毛がない、つぼみがついてる。
下の方は、赤みを帯びている、毛がある、つぼみがついていない。

藤巻さんに聞いてみると・・・、上がレインボーレッド(静岡では有名?)で、
下がヘイワード(キウイフルーツといえばコレ)だそうです。

レインボーレッドは早生種なので、つぼみのつく時期が早いんだ。
俺はヘイワードが晩生種だと思ったんだけど、
ヘイワードの生産量が9割を超えてるから、ヘイワードが基準になるそうな。


また話し変わるけど、この日は誘引の作業までやらせてもらった。3本だけだけど。

けどね、この作業で葉の込み具合、要するに光合成の効率を決めてしまうから、
収量を左右する大事な仕事だったけど、任せてもらえました。

本当に嬉しい。



これが、誘引したあとの枝の状況です。


あとおまけ・・・。  ?


Posted by縁農隊at 09:00 Comments(1) 援農