2009年04月11日
4月11日久しぶりの土壌分析(ねこ)


タイトルの通り、久しぶりに土壌分析をしました。
今回は大谷の畑の二号ちゃんがコマツナを作った跡地の土で行いました。
肥料や堆肥の量を変えての栽培だったため、変化は見られるのだろうかと気になりまして。
ただ、連絡したのが直前になってしまった為、二号ちゃんと2人だけかなーって思っていたのですが・・・。
勇者様(仮)とチェーンブロック君も来て下さいました!!
流れとしてはこんな感じです。
2時集合
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とりあえずお茶入れてお菓子食べながらまったりおしゃべり。
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勇者様(仮)登場。お茶の続き。
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チェーンブロック氏登場。お茶の続き。
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お茶菓子無くなったのでお茶片づけ。
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説明しながら土壌分析。
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写真撮影大会
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結果の考察。
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片付け。
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解散。
土壌分析より話してた時間の方が長い気がするのは気のせいです。
ただ、私は写真撮影が一番疲れました。
今回は前述の通り実験的に栽培していました。
畑の区画を6つに分け、
・肥料あり、肥料無し
・堆肥多い、堆肥少ない、堆肥無し
の2×3でコマツナを育てました。(二号ちゃんが)
結果及び考察
・どの場所も加里が多い。
畑全体で言えることではないだろうか。
・苦土及びマンガンが全体的に少ない。
畑全体に言えることではなかろうか。
・鉄が全体的に少ない。
肥料として入れていたが減っていることから、コマツナは鉄分を多く含むため、吸収されたのではなかろうか。
・肥料の無いものとあるものでは成長に大きな差が見られた。
あるものの方は大きくなり、無いものの方は小さかった。
・肥料のあるものは燐酸及び石灰が多かったが、無いものでは燐酸は正常値、石灰は少なかった。
燐酸については、肥料として入れたものが吸収され切れず残ったと考えられる。
石灰については肥料のある方は他のミネラル分が多かったため吸収され切らず、肥料の無かった方は逆に他のミネラル分が少なかったためより多く吸収されたのではないだろうか。
・堆肥については多いもの、少ないもの、無いもので行った。
肥料の無いものは堆肥の無いものが最も小さく、他はほぼ同じであった。
肥料のあるものは少ないものが最も大きくなった。
・それぞれのブロックでは、端の方が最も大きくなった。
日の当たり具合が大きく関係していると考えられる。
という感じです。
ただ、畑で行ったため、完璧には肥料やミネラル分の量、環境の条件は揃えられてはいないと思われます。
行なったのも一度だけなので、条件が変わればまた結果も変化していくかもしれません。
しかし、肥料、堆肥の量により、コマツナの成長や、土壌分析の結果に差が出ることは分かりました。
また、このような実験的なことを行うとおもしろと思いました。
そして春です!
新年度です!
新しい子たちが入ってくると良いな
